日光探訪記


東照宮の話

  日光に来たからには やっぱり東照宮を参拝しなくては・・・
  これを 見ないで帰るというのは・・・ X X ですネ。
  (でも 地元の人はめったに行かないかなぁ)
  初詣の時など 目の前まで来てるのに・・・・
  「何回も見てるから また お金払って入るのもネ〜」と・・・
  隣の輪王寺や二荒山の方に行ってしまいますネ。
  (あれ!?私だけかな?)
  そんなこともあって・・・東照宮の石段は ホント! 
なかなか近寄れない高貴な石段(?)って感じです。
  でも 先日 チョッと・・
  その高貴な石段を上がり 東照宮に行ってきましたョ! 
  久しぶりに中に入ってみると これがまた 感動でした。
  昔は キラキラ豪華な建物くらいにしか思わなかったけれど、
  彫刻といい、建築技術といい・・・さすが 世界遺産!という感じです。
大人になって 初めて 
その素晴らしさと 歴史の重みを 理解したかも知れません。
  修学旅行で来ただけという人は ぜひ もう一度見てみてください。
  新たな感動 と 発見があるかも知れません。


鳴き龍の話

  あんなに有名なのに こんなに小さかったの?と思ってしまう眠り猫
  どこにあるの?と探してしまう三猿
  それと同じように あれれ?鳴き龍ってどこ?
探してしまいましたョ〜!
  別棟だったんですよネ。
手をたたくと龍の鳴き声が聞こえる・・・と言う話に
  本物がいるの? と ドキドキの4歳の娘だったけれど・・・
  天井に描いた龍で ひと安心してましたネ。
  それにしても・・・ 昔は「せ〜の!」で 手をたたいて
  龍の声 聞いたんじゃなかったかな〜?
  必ず 鈍い人がいて ズレちゃって
  何度かやり直ししたのに・・・
今では 拍子木でカ~~~~~~~ン~~~~~ですね。
龍の鳴き声ってこんな感じなの?
  ううん・・・建築のすばらしさを表現してるんですよね。きっと!


お土産の話

  日光駅に降り立つと 昔ながらのおみやげやさんが並んでいます。
  ご近所の人や知り合いにおみやげを買わなくちゃ・・・となると 
  もう あの人もこの人も・・・と つながってしまって
  何をしに来たのかわからなくなってしまうようで・・ 困っちゃいますよね。
  出かける時は 密かに行くに限るけど・・・
  うれしくてたまらない子供たちは み〜んなに話しちゃうし。
  一人前に 友達へのお土産買わなくちゃ!
  なんてはじまるから大変です。
  でも・・・お土産さんをのぞきながら歩くのって楽しいですネ。
  子供は必ずキーホルダーばかり選ぶけれど、私は食べ物ばかりです。
  その土地の美味しいもや珍しいものを食べておかないと
  損した気分になちゃいます。
  日光で珍しいものといったら 日光と京都にしかない湯葉
  湯葉といったら 市役所 (この建物がまたレトロな風情)近くの海老屋さんですね。
  煮てみるとスゴク違いがわかるのです。やわらかくて美味しい!です。
  (でも、予約しないと買えないかも?)
  水羊羹も美味しいですネ。日光は水がきれいで美味しいのです!
  主人の転勤で横浜に住んでいた時がありましたが・・・
  水は浄水器つけないと飲めませんでした。
  日光の美味しい水で作った水羊羹は
やっぱり三ツ山羊羹本舗です!
  ガイドブックにいろいろ載ってるけれど ここの羊羹が私は一番大好きです!
  甘さの加減といい 色艶といい おいしいですョ!
幼い頃に行った三ツ山さん(←と呼んでいました)は
  箪笥のような細い引出しいっぱいに水羊羹が入っていたのです。
  ‘引出しに入ってる羊羹’ていうのが楽しくて・・・
  そこから 長〜いヘラを上手に操って 
水羊羹を箱に入れてくれるのもおもしろくて・・・
  よく買いものについて行きました。
  (今はもう最初から箱に入っちゃっているけれど・・・。)
  お正月前には必ず買いに行くので、水羊羹は冬食べるもので 
  おせち料理には欠かせないものだとず〜っと思ってました。
  三ツ山さんから少し上にいったところに
湯沢屋饅頭店
があります。ここも 昔からのお店です。
  おじいちゃんやおばあちゃんは 大〜好きで 
  よく ここの酒饅頭を買ってきていました。
  硬くなったら ちょっと蒸かすと また元の美味しさになるんだよ!
  と言いながら いつもすぐに食べちゃうのでそんな事したことないけれど・・・。 
  子供心に 『何とも不思議な味』と いつも思っていました。
  口に入れると・・・ うわ〜っ!なに?これ!?
〜と 酸味がかった味が広がって
 間違って食べちゃった! どうしよう?って感じだけど(笑)
 これが また 食べたくなるんですよネ。
ナンカ 本当に 不思議な饅頭です。
  それから 忘れてならないのが石田屋のせんべいです。
  ‘眠り猫’ を製作したと言う左甚五郎さんの 
  ‘左’の字が型押してある せんべい。 
  猫のマークまでついてるからすぐわかりますよ。
  これほど‘日光’とわかるおみやげは ないって感じですネ。


神橋の話

  お土産を見ながらメイン道路を登ってくるとT字路の信号にぶつかります。
  目の前が東照宮・輪王寺・二荒山神社などがある山。
  その左側に神橋があります。
  秋になると・・・大谷川の急流と神橋と紅葉とが折り重なって 本当に美しい! 
私の大好きな景色のひとつです。
  神橋のたもとにある社務所に申し込むと神橋を渡ることができます。
8年がかりの修復工事もやっと終わったので 
ぜひ 記念に渡ってみてくださいネ。
  神橋のある山を見上げると レトロな建物が見えます。
あれは何?って感じで気になりますが・・・・。
  それは・・・天皇陛下もお泊りになったという・・‘金谷ホテル’
  高校の時 『食事マナーの勉強』といって 
学校で連れて行ってくれたのを思い出します。
  みんなでナフキンをかけて・・・ ナイフとフォークを持って・・・
  ちょっと緊張しながら まじめに食事してるから
 何だか やけに笑えちゃった! 楽しかったナァ〜!
  その 金谷ホテルのクッキーやパンやケーキも 美味しいですヨ!
春になるとケーキバイキングという うれしい企画もあります!
美味しい金谷のケーキが 食べ放題!
ダイエットしなくては!と思いながら ついつい出かけてしまってます。
  美味しいケーキといえば もうひとつ
神橋の信号を右折して坂を上がったところにある
  明治の館ニルバーナーというチーズケーキも美味しいですネ!


滝尾神社の話

  ちょうど東照宮の裏になる感じで この神社があります。
  観光客も なかなかそこまでは行かないらしくて・・・ 
  ひっそりとたたずむその雰囲気はナカナカ風情があるもの。
  紅葉の時期にでも ぜひ 行って見て下さい!(場所がわかり難いかな?)
  石畳と紅葉と静けさが とっても良い感じで デートコースにピッタリです!
  ‘運試しの鳥居’‘縁結びの笹’もあるし 結構楽しめますョ!
  そうそう・・・ 瀧尾神社に行く前に
  ‘将棋の駒’
が沢山置いてあるところがあります。
  赤ちゃんが生まれる時 そこに行って将棋の駒をひとつ借りてきて
  無事生まれたら・・借りてきた駒より大きい駒を作って奉納すると
  スクスクと元気な子供に育つという・・・言い伝えのある所です。
  甥が生まれる時借りてきました!
  誰もいない静けさ漂う中、だまって持っていっていいの?
  と ドキドキしながら・・・。沢山あるので どれにしようかと迷いながら・・・。
  何だか 盗んでるみたいな感じでしたネ・・・。
  無事生まれたので大きな駒と共に返しましたが・・・
  あるかな〜?甥の名前が入った駒。
  その甥も 今では高校生!身長180cmにもなって・・・
  中学から鹿島に行ってサッカーしてます。〜鹿島アントラーズHPクリック〜
  先日 横断歩道で信号無視の車に轢かれたけど・・・・・
  ボンネットの上に飛び乗り 無傷で生還してました。
  たくましく育ってるので 絶対 ご利益あり!ですョ! 信じちゃう?  
  〜ちなみに うちの子のときは・・・そんな事しなかったので 
  ホント・・・伸び悩んでます・・・。


清滝町の話

  日光市内から見えるツルンとした山が男体山です。
  ‘男体山は西のはし’サテ 何のことでしょう?
  それは男体山の標高2484のことです。
  日光市民は小さい頃からこの言葉とイロハ数え歌には親しんでます
  男体山の標高は?と聞いてみてください!
  きっとみんな 西のはし 2484!と答えますョ。
  でも、数え歌は ちょっとあやしいですね・・・。
  いろはにポテトちりぬるオハカ・・・だったりしますから・・・。
  男体山に登るイロハ坂の入り口に 小さい町があります。
  清滝という町です。私が生まれた町。
  今では寂れてしまいましたが(住んでる方ゴメンネ)
  私が幼い頃は とても活気ある町でした。
  精銅所が栄え・・・・・夏祭りの‘和楽踊り’ともなると 
  揃いの浴衣を着て おみこしが出て すごく賑やかでした。
  お祭り会場である 古河電工には たくさんの電飾がつけられ 
  7時のサイレンと共に一斉に点灯するのです。
  同時に お囃子が始まり・・・
  やぐらのまわりにある 大きな池と噴水に明かりが映って 
  それは それは 感激の美しさでしたョ・・・・懐かしいナ〜。 
  また、冬ともなるとスケートが盛んになりますネ。
  私も2歳のころからスケート靴を履いていました。
  みんな 当たり前のように 小さい頃からスケートには慣れ親しんでいるのです。
  特にホッケーには 力が入りますネ!
  いっとき新聞を賑わした古河電工のアイスホッケーも 
  日光アイスバックスとなり・・・
  存続がむずかい・・・と言われながらも がんばっていますネ。


奥日光の話

  奥日光を訪れようと思うと 最大の難関は 
  クネクネ曲がりながら登るイロハ坂
  行きはどうにかなっても 帰りはホントたいへんです!
  運転に自信がないと谷に落ちそうで怖いですョ。
  昔 私がバイク(YAMAHA FZ PHAZER)に乗っていた頃・・・
  〜女の人がバイクに乗るのが流行りだした頃ですョ
・・・とりあえず流行りものは一通り (^^ゞ 

  このイロハ坂! 朝練と称してはカーブの練習にいきました・・・
  対向車が来ないのでカーブの練習にGOODなんですネ。
  ‘黒髪平’にバイクを止めて・・・。上がってくるバイクを眺めては・・・
  片岡義男の本に出てくる・・・‘彼女’になりきってました。 (^m^;)
  でも 今はもうダメですね。乗れません。
  イロハ坂を上がると中禅寺湖華厳の瀧があります。
  中禅寺湖は‘すり鉢状になっていて急に深くなるし
  山の水だから冷たいよ’ と よく父親が言ってました。
  ‘中禅寺湖に沈むと二度と上がって来れないよ’ と言われて 
  [うわ〜沈んでる人いるのかな〜] と変な想像したりして
  幼い頃は恐くなったりしてましたけど・・・・。
  でも 主人とお付き合いしてる頃は
  よくここで ウインドサーフィンしていました。
  今は 見かけないですネ。長いマストを積んだ車!
  〜あの頃痩せてた主人も今ではどこにいっちゃったの?
    というくらい太って、サギです!〜

  一本のオールで漕ぐような、小さな船を持っていた父は・・・
  解禁になると鱒つりにでかけてました。
  鱒といっても姫鱒です。身が赤い魚。
  塩焼きもおいしいけれど 鱒重もおいしい!ですネ。
  湖畔の食堂なら だいたいメニューにあるのかな〜?。
  魚好きな人は 食べてみてください
  奥日光は 時間をかけると 
味わい深い遊びが出来ると思いますョ。
菖蒲が浜千手が浜などでキャンプをしながら
  戦場ヶ原をハイキングでまわるのも なかなか楽しいです。
   (バスや遊覧船を上手に使うとあちこち見ながら歩けますョ。)
  切り込み湖刈り込み湖など 歩きで行かないとみられない所もあるし 
  自然の空気を満喫するのも たまには いいかも?です。  
  (奥日光は 夏でも朝晩寒いので 上着は必需品です) 
  時間のない人は 華厳の瀧・龍頭の瀧・湯瀧とドライブするのも良いですネ。
この三つの滝は それぞれ別の雰囲気があるので 一見の価値ありです。 
  そうそう 温泉にゆっくり入るのもいいですネ。
  湯の湖の湖畔には湯元温泉があります。
  硫黄の匂いがすごくて その匂いだけでも・・うっ!ときて
  効力ありそうな感じがします。
  湯元スキー場には ゲレンデの中にも 温泉に入れるロッジがあります。
  スキー場は 緩やかな斜面が 長〜く続くので
  初心者や子供には とても良いですネ。確か スキー教室もやってます。


霧降高原の話

  ちょっとおしゃれなペンションが集まって・・・ミニ軽井沢?清里?
  と いったところの霧降です。
  ペンションに泊まらなくても 食事だけでもOKというところがあって
  何かの『記念日』と称しては カップルで よく行きました。
  それぞれ特徴のある 素敵なペンションばかりです
中でも 私のお気に入りは ウッディーなペンションのステーキ屋さん『和牛』
雰囲気 味 スタッフの対応、全て申し分のない とても素敵なお店です
子供3人を連れて行くとなると  我が家の家計が苦しくなるので 
なかなか気軽に行けなくなってしまったのが とても 残念です。 (T_T)
  霧降はその名の通りすぐに霧になるところです。
イロハ坂ほどではないけれど クネクネしてたカーブの連続で 
ここは 対向車も来るので 慣れていないと 注意が必要ですネ。
  ここを上がっていくと霧降スキー場があります。
ゲレンデが狭いので スキーの止まり方がきちん出来る人ならOKかな。
(止まれないと・・・・駐車場に落ちそうですから・・・・)
  日光から一番近い、すごく小さいスキー場。人が少なくて穴場って感じです。
  また ここは初夏になると日光キスゲがすごく綺麗なところです。
  オレンジ色の ゆりに似た花 日光キスゲ。
スキー場のリフトを利用して キスゲを 見に行く人も 結構いますョ。
私も子供を連れて行ってみようかなぁと思います。
  ここの道を さらに上がっていくと 六方沢橋にでます。
 橋の上から下を見ると 吸い込まれそうで怖いですョ。
ここから 飛び降りたりしたら 空気圧で
  身体が半分に裂けちゃうナンテ聞きましたが・・・本当?
 ( いやですねェ〜。バンジ―ジャンプだって私はやりたくないです。)
  ここでは 時々 野生の鹿や 猿などにも 遭遇します。
  さて さらに この道を上がると 
一面 緑のじゅうたん!って感じの大笹牧場に着きます。
(でも ここは もう今市市です)
  牛が放し飼いにされていて 長閑なところです。
  アスレチックでも遊べるし 芝そり なんかも楽しめます。
  貸し自転車もあるので ちょこっとだけど サイクリングも出来ます
  私はここに来ると 必ずソフトクリーム食べます!おいしいですョ  v(^o^)v
  この大笹牧場からは 栗山村を通って鬼怒川温泉に抜けられる道と
今市市方面に出て ウエスタン村・江戸村に抜けられる道に分かれます。
  ちょっとしたドライブコースだから キラキラ輝く夜空の星を見に よく行きました。
                                              
いろいろ話してきましたが
日光は まだまだ見どころが沢山あります。
 もっと詳しく知りたい方は ↓ こちらをクリックしてくださいネ!
 
 とても詳しく 写真付で日光の事が紹介されてます!
(一見の価値あり! 勉強にもなりますので お勧めです)

                                              
この探訪記を見た地元の方々・・・絶対これだけは外せないでしょう!
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 出来る限り お答えしま〜す!  
                                           

番外編(皆さんからの情報です)

  ★湯沢屋の酒饅頭⇒カチカチになったら キツネ色になるまで
    ゆ〜っくり油で揚げて 塩を軽く振るって食べると
    別の美味しさが あるとのこと! 早速試してみましたら
    外はカリカリ中はモチモチでほんとに‘二度おいしい♪’でしたョ!


   偏見いっぱいの日光探訪記
 最後まで付き合って読んでくださって ありがとう!


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